貝の色彩の変化を活かした大変珍しい四層彫りのカメオ


四層彫り、バッカンテシェルカメオブローチ

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商品番号 / C2016W
年 代 / 19世紀後期頃
国 名 / イタリア
サ イ ズ / 縦:5.7? 横:4.2? 厚み:1.9?
素 材 / コロニアル貝、銀、GP
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コロニアル貝の幾層もの色の変化を活かした豊かな表現のカメオ。

19世紀には、カメオに
様々なギリシャ神話の神々をモチーフとして
取り上げています。

そうした神々の区別をする判断材料になるのは、
頭部の髪飾りが最も分りやすいものです。

葡萄なら、バッカスやバカンテ。

花ならばフローラ。

麦の穂ならばデメテル。

樫の木ならば、ゼウス。

オリーブならばアポロンなど。

その中でも、酒と豊穣の神バッカスの巫女であるバッカスは、
もっとも、人気のあったものでした。

このカメオを見ると、
その頭部には、花や果実の実、葡萄とその葉など、
様々なものが飾られています。

そのため、判断が難しいのですが、
葡萄が飾られていることからバカンテといえます。

バカンテの場合、
このカメオのように、まれに花や他の果実の実が飾られていることがあるのです。

それは、豊穣の女神であることから、
豊かさを象徴しているのでしょう。

尚、フローラなどでは、まず、葡萄を飾ることはありません。

自然の豊かさをまさに象徴しているようです。

特にこのカメオの素材に使われているコロニアル貝は、
様々な色の変化、濃淡があり、
その微妙な色彩の変化に合わして
髪に飾られているモチーフを 選び、合わしています。

花弁の一枚一枚や、葡萄の実一つ一つに
その色の変化を活かし、
作品の立体性を醸し出しています。

ここまで、変化に富んだ貝をうまく活かしたカメオは
非常に珍しいと言えます。

その頭部や服のオレンジ色と対比的な純白の層が、
女神に澄んだ美しく柔らかな肌を
見事に表現しています。

地の部分には、薄い灰色の層を使い、
カメオがまさに肖像画のように浮かび上がっています。

存在感のあるカメオの彫を使いやすくするためか、
フレームは、蒲鉾状のシンブルな作りです。

シルバーにゴールドプレートがなされており、
色合いも抑えています。

貝の色彩の変化をここまで上手く活かし、
女神に命を吹き込んだ作品は大変希少です。

身に付けると、
その彫は浮かび上がり、
豊かさの象徴であることが伝わってきます。



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