アンティークジュエリーの至宝のなかでも特別な逸品


ルビー・ダイヤトレンブランブローチ    【価格はお問い合わせください】

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商品番号 / B2093X
年 代 / 1870~80年頃
国 名 / ヨーロッパ
サ イ ズ / 縦42.3? 横73.8? 厚さ15.2(留め具含めて25.7?)
素 材 / ルビー・ダイヤ、金・銀
 
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「トレンブラン」
「揺れる」を意味するフランス語からその名が付いた、
アンティークジュエリーならではのアイテムのひとつです。

その名の通り、花の裏側にバネが仕掛けられていて、
花が、動くたび、歩くたびに胸元で揺れる仕組みになっています。





このトレンブランブローチは
19世紀の初期に流行し、
その後1870年頃から再度の流行をみました。

その契機となったのはアフリカ大陸でのダイヤモンドの発見。

ダイヤのきらめき(シンチレーション)が魅力的になる
「揺れる」ジュエリーは
上流階級の人々の必須のアイテムとなりました。


こちらのトレンブランブローチ、ダイヤはすべてローズカットになっています。
裏はダイヤの大小を問わずすべて開けられており、
これは19世紀後期以降のローズカットダイヤに特徴的な作り。

ダイヤの質の向上はもとより、
シャンデリアなど、室内照明の技術向上により、
ダイヤそれ自体の輝きを楽しめるようになったが故です。





今、手元にあるこのブローチを
明かりにかざして揺らすと、
透明で清涼な輝きの粒が散っては現れ、散っては現れし、
小さなダイヤたちが踊っているかのようです。





そしてこのトレンブランブローチの特筆すべき点は
中心とそこから伸びる二条の雌蕊にルビーが使われていること。
ダイヤのみで作られることがほとんどだった
この時代のトレンブランブローチにおいて、
非常に珍しい例だと思います。

それはただ珍しいだけではなく、
このジュエリーに
「女性的な柔らかさ」「有機的な動き」
を与えてもいます。
すべてがダイヤで覆われたトレンブランにある「ゴージャス感」が一歩後退し、
身に付けた人物を引き立ててくれる「ジュエリー感」が増す、とも言えるでしょうか。




また、このトレンブランブローチの他にはみられない特徴として
花びらの一枚一枚が離れている
という点も挙げられるかと思います。

一般的なトレンブランブローチは
花びらがもっと密着しており、
上記のように「ダイヤで覆われて」いるような印象を受けます。

しかしこの作品では花びらと花びらの間に空間があり、
また花びらそれぞれが違う形、大きさで、
下部の一枚においては翻ってさえいるのです。
(そしてその翻った先にもダイヤが!)

三枚の葉のしなやかさとともに
全体的な「ジュエリーとしての美しさ」を追求した作品と言えるでしょう。





ルビーの色は濃く、透明なダイヤと見事なコントラストを為しています。
ダイヤの地金は、シルバーですが、
ルビーが乗るパーツにはゴールドが使われています。

この地金の使い方もルビーとダイヤの
コントラストを際立たせる一因となっています。


19世紀後期のトレンブランのジュエリーというと
ダイヤの輝きを強調するかのようなデザインのものが主流をなす中、
このブローチは、
そこにルビーのアクセントが加わることによって
他にはない、独特の気品をもったジュエリーとなったのです。





非常にレアな、オリジナルボックスに収められた
アンティークジュエリーの至宝の逸品です。










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