今にでも動き出しそうな天使たち、一人一人の表情からその思いが伝わってきそうです・・・


天使カメオブローチ

価格: ¥898,000 (税込 ¥969,840)
数量:

返品についての詳細はこちら

商品番号 /C3002Y
年 代 / 19世紀後期頃
国 名 / イタリア
サ イ ズ / 縦77.5㎜・横63.7㎜ 厚さ13.6㎜(留め具を除き)
素 材 /サルドニア貝、金

【画像をクリックすると拡大します】



天使たちが天使の乗る車を牽くという珍しいモチーフのカメオ。

それぞれの天使たちの顔が
本当に澄んだ美しい表情をしています。

私はカメオを選ぶ際に
顔の表情を重視して選びますが、
多くの場合全身像は顔が疎かになってしまっている物が多いです。


頭部をみると、それぞれ髪型が異なり、
車に乗る天使の頭部には花綱が飾られています。

全体を見てみると、
まさに三人が動き出しそうなほどの躍動感のある彫り、
現代カメオではありえないほどの写実性に優れたものと呼べるでしょう。

三人それぞれが何を考えているのかが伝わってきそうです。

天使は幼い子供の体で表現され、
まんまるとした体の柔らかさが感じられます。

指で着いたらその弾力性が伝わってきそうなほどです。

翼も羽の一つ一つまで丁寧に彫られ、
ベールも風に靡くようにふんわりと表現されています。





これだけのカメオの彫りに合わせ
フレームも大変手の込んだものとなっています。

貝を留めるため折り込まれた内枠の表面にも、
唐草模様が手彫りで刻み込まれています。

更にその周囲の外枠が非常に手の込んだものになっています。

画像を見ると、これだけの金枠ですので非常に重たいように感じますが、
実際に手に取ると、驚くほど軽いです。

全体の重さが23グラムほどです。

その作りをみていくと、飾られている葉や蕾をまずは打ち出し細工で作り、
その表面に彫り込みを入れます。

また、中空になった茎を作り表面にやはり彫り込みを入れます。

その後は葉や蕾を一つ一つ茎に蝋付けし、
最後に内枠に接点を蝋付けしていっています。





まず、現代でここまでのフレームをカメオに作ることはありえないでしょう。

中空にせずに作る方が容易だからです。


こうして軽量化しているのは、
本来、重かったストーンカメオに代わり軽いカメオの需要があり、
作られたのがシャルカメオだからなのです。

そのため、大振りのカメオでも立体感を損なうことなく、軽く仕上げるのが職人の技量の高さなのです。

ですから、これだけボリューム感があっても実用的に使っていただけます。


モチーフとフレームと共に珍しい物であり一級品の作品です。

天使たちが胸の上で語りかけてきてくれそうです。










カレンダー
  • 今日
  • 定休日

ページトップへ